2007年2月17日土曜日

O先生の岩海苔

O先生の岩海苔が太東崎灯台の店で評判だということは前にも書いた。そのラベルのために簡単なデザインを提供した。Oさんは岩海苔暦はかなりあるようで、砂の落とし方が作り方のポイントなのだそうだ。
そこで密着取材した。岩海苔を一宮方面の海から採取してきた後、自宅作業場(ガレージ)で水洗い、乾燥の工程を、少し手伝いながら見せてもらった。
当然、水洗いがポイントだから手元は見せるわけにはいかない。「簡単な方法だが、まだ誰もやってないと思いますよ」と、特許レベルの手法である。とにかく早くできるのが良かった。「早く作って、飲みに行こうよ」とせかす私も、乾燥工程はお手伝い。これは一挙公開しよう。冬場はずしている、網戸を使う。網戸にほぼ均一の厚みで洗った海苔をほぐしながらばらまく。これだったら誰でもできる。その後、物干し竿を兼ねた竿の上に網戸を乗せて作業終了。
「残りは又明日。さあ、飲みに行こう」ということで、本編は、「おいしいものを作る」ラベルに相応しく、岩海苔の製作工程の現場情報でした。

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