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2012年9月30日日曜日

9月のまとめ

月1の更新になります。

その1.やっとできた今年の油
昨年、9月から今年の7月まで栽培した菜種の油がようやくできました。収穫量が少なかったため(14.6Kg) できた菜種油も少しです。6リットル弱というところです。栽培に参加していただいた方々に僅かずつですがお分けしました。
色、香り、味はいつものように上々でした。さて、今年はもう少しできるように取り組もうかと考えています。
10月10日前後に種まきを実施します。参加ご希望の方どなたでも結構です。メールしてください。
こちらは、去年の5月から10月まで栽培して採った行元寺谷津田でのヒマワリ油です。めちゃめちゃビタミンEが多いそうです。少し苦みがあるので他の油と混ぜ使うと、カラッと揚がります。また、酸化しにくく長くつかえるそうです。

その2. 部原のハンバーガーショップ
 勝浦白木の私の借家にお住いのMさんとお友達のTさんが土日休日を利用して、ハンバーガショップを始めました。店の名前は「OWL」(フクロウ)です。
肉、バンズなどの食材には大変こだわりがあり、本当においしいです。
軽バンの移動ショップです。そのうち岬太東あたりでも開店してもらえると良いと思います。応援してます。

その3.豪勢なイセエビサラダ!!
この写真のイセエビサラダがな・な・なんとたったの1200円です。身が頭の先までいっぱい詰まってます。型は小さいですが、甘くておいしいです。
どこの店のことかは今回は伏せておきます。最近行きつけになった大原の居酒屋です。
店のオーナーに了解をとったら公開します。

2012年6月30日土曜日

6月末ダイジェスト

Topic 1 いすみエコツアー

今年も昨年に引き続き、市民提案事業として「いすみの小さな旅2012夏物語」を開催します。
今年2月に昨年度の事業として実施し、参加者の方々から大変好評を得ました。
いすみ市にある、そこでなければ体験できない何かを見つけ出し、この地域での滞在型ツアーを定着させるのが目標です。
今年は3つのプランを用意しました。それぞれ特徴のあるプログラムです。対象も少しずつ違う方々を見込んでいます。ツアーの内容、申し込みはツアーの専用サイトhttp://isumi-ecotour.com/ からお願いします。
Topic 2 シーバス

次はおいしいお話です。釣りたてのスズキを釣り名人Tさんから頂きました。その朝、13匹釣れたうちの2匹をいただきました。早速刺身用に3枚おろしにして、残りを骨付きで塩水につけ乾燥させ冷凍しました。
とにかく、繊細でうまいのです。ポン酢が合うようです。しゃぶしゃぶも良いようです。上の写真はまな板の鯉ならぬスズキです。大きさも太さも大体わかると思いますが手頃です。大きいと、骨を切るのが大変。えらぶたも危険です。さばくには軍手が必須です。
Topic 3 Healingwood

またヒーリング・ウッドです。今度はケヤキから杉に変わりました。薪から一部切り取り磨きました。堅木にたいして大変柔かいですから、削りすぎに注意が必要です。短時間でできます。意外と木目がきれいに出ました。皮は完全にはがさなくてはなりません、というかはがれてしまいます。
木の生えていた方角が年輪の密度の違いによりすぐ判ります。
こども達の入門用には良い材かと思います。どこでも手に入りやすいのも魅力です。もちろん田舎ではの話ですが。
Topic 4 菜の花エコプロジェクト

久々の菜の花エコの情報です。昨年10月に種をまき今年6月初旬に収穫したものを、乾燥させ種取を行いました。6月22日、4人で1時間半で終わるほど量は少なめでした。例年の3分の1程度です。気候と手抜きの相乗効果だと思います。10Kgにも満たないようです。この状態でさらに乾燥、搾油は7月2週に唐箕かけをしたうえで行います。僅かですがプロジェクト参加者に特製の菜種油を提供できると思います。
種の色は早い収穫の時の赤みが強い状態です。油は濃い色になるはずです。来年は参加者、畑もどうするか、再出発をした方が良いかもしれません。集まりやすい場所で100坪くらい畑を借りてやるのが良いかもしれません。また、実行する方々を新たに募集してやることも検討する必要があるかと思います。

2012年4月29日日曜日

菜の花のその後

菜の花栽培を長年続けたきましたが、今年ほど手抜きの年はありませんでした。寒さが長く、成長が悪かったため、追肥、土寄せの機会を失してしまったからです。
2月、3月は市民提案事業で忙しかったこともあります。ネイチャーセンターで栽培しているため、何かあれば連絡が来るという甘えもありました。

ともかく、昨年11月末に、草取り、間引きをして以来何もしてきませんでした。雑草は菜の花が伸びるに従って抑えられてきたようです。菜の花の状態は花の数がちゃんと手入れしていた時に比べ7割ぐらいのようです。茎の太さも少し細めです。

背丈は、いつもと同じくらい1.2m位ですが、葉の広がり数が極端に少なかったようです。つまりヒョロヒョロの菜の花になりました。菜種油を取るのがこの菜の花栽培の一つの目的ですが、今年の収量はかなり減る予定です。

この後、6月初旬に借り入れとなる予定です。エコプロジェクトに参加してきた皆さんには申し訳ないですが、今年の冬の気候から不作になったのも一つの経験としてご了承願います。

2011年9月16日金曜日

2011年度菜の花搾油完了

昨日、8月14日に依頼した今年の菜種の搾油が完了した油が届いた。

元の種の重量が38.5Kgだったので、合計13リッター、重量比で30.7%の搾油率であった。


これはほぼ昨年と同じ収穫量である。あまり手をかけない栽培の割には良い方ではと思う。


一緒に協力した菜の花エコいすみのメンバーには早速デリバリーをして喜んでもらった。


昨年の反省から、収穫した株は立てたまま乾燥させ、種の熟しを進めた結果、濃い黄金色の出来上がりである。もちろんおいしいに決まっている。

これからの食事が楽しみだ!!

2011年8月15日月曜日

行元寺のヒマワリも盛りが過ぎました

8月13日、行元寺谷津のヒマワリは開花して2週間がたち、盛りが過ぎました。この「春りん蔵」は花が満開になるとすぐ首が下を向き、うつむきの状態になります。そっけない感じです。後から咲いたのは、まだしゃんとしていますが、その分花は小さめで、生育不良というところです。同じ時に植えた綿の花も咲きました。これが意外ときれいです。なんとオクラにそっくりです。更に、エゴマも大きく育ち、油糧植物の見本市みたいな畑になりました。それぞれ油や、繊維になれば栽培した甲斐があります。

ヒマワリは10月位に種取り作業、11月にはエゴマと綿の作業となりますが、その間に菜の花の種蒔きもやるとなると大変です。

茨城の搾油施設

8月11日に茨城県取手市にあるNPOバイオライフさんの搾油施設に、今年とれた菜種を持ち込み搾油のお願いをしてきました。搾油機は常温のまま搾油できる高性能のドイツ製、中農研にあったものと同タイプです。二回りくらい小型ですが搾油能力は十分でしょう。搾りカスはかなりサラサラで、良く油が搾られた結果だと思います。
バイオライフさんは、本格的に菜種栽培に取り組み栽培面積も、こちらとは比較になりません。もちろん販売しています。油としては菜の花とひまわりの2種類。化粧瓶にいれ販売しています。300ml入りで1110円ということです。
菜種の種類は「キラリボシ」という身体に良いタイプです。種だけの販売もかなり安そうです。次期以降切り替えても良いでしょう。

今年栽培している、ヒマワリ、エゴマも搾油してもらおうと思います。

2011年8月2日火曜日

ヒマワリ開花

6月4日に播いたヒマワリ「春りん蔵」が開花しました。多分2日前くらいからなので約2カ月です。

6月4日の種まきの様子です。都会から種蒔き体験ツアーでやってきた女性たちです。大半の人が初めて土に触った方々です。もちろん鍬や、農具に触ったのも初めてのようです。


種だけ播けば良いと思ってきたのですが、主催者の外房ワールドさんは気を使って、わざわざ来るのだからもっと印象深い体験になるよう配慮したのでしょう。皆もう汗だくの農作業体験でした。


1段上の畑には私がエゴマを蒔いて苗づくりをしました。定植も終え順調に大きくなっているようです。今年の秋の収穫はエゴマと綿が取れそうです。

ヒマワリも、エゴマも綿もみんな良い油になります。

今年の菜種は、全部で40Kg収穫しました。油になりますが、テスト搾油の油かすを念のため、環境財団にお願いをして線量測定をしました。「不検出」とのことです。


安心して油も食べられ、カスも利用できます。

2011年6月18日土曜日

2011年度菜の花収穫

今年の菜の花は昨年10月に種を蒔いて以来順調に推移してきました。



種蒔き以降、1回だけ間引きをして、その後追肥と土寄せを1回行いました。結果的には1本1本の株が細くなり、収穫にも影響が出るものと思われます。

6月9日に収穫しました。今年は、圃場に近い夷隅の目羅さんのビニールハウスを借りることができ、搬送は楽でした。又、昨年の反省から刈り取った株を立てておくために工事用のコーンとバーを借りそれに立て掛けるようにしました。


刈入れの前に、畑にはカワラヒワが見かけられ、いくらか食害にあっていました。来年以降、この畑では目を付けられ気をつけなければなりません。

ビニールハウスにはまだ鳥は来ていないので少し開けておいても大丈夫のようです。かなり良く乾燥していますが、内側の湿気は高いため時々風通しが必要です。又、株の束の置き換えも2度ほど行い内側の束のカビらないようにしました。

ご覧の通り、菜種の種子は黒く熟したものが多く、昨年とは色味が違います。搾油については、今年は長野ではなく、茨城のNPOに依頼するようになると思います。近いので、搾油作業を一緒に参加できるのではと思います。時期的には7月末か8月初旬になると思われます。
来週には脱粒ができそうです。それから1カ月ほど、しっかりとビニールハウスで乾燥させる予定です。

2010年8月24日火曜日

菜の花栽培、目からうろこが落ちた!?

8月17,18日長野県大町市にある美麻(みあさ)菜の花栽培組合を訪問して、今年収穫した菜種の搾油を依頼してきた。

さすが信州安曇野の高原だ。酷暑の東京や千葉と違い木陰は涼しい。行った先の組合長の種山さんは種山商店をやっている方で、蕎麦屋と商店を営んでいる。地域のために菜の花とそばの同時栽培を提案し組合を作りその中心で活躍しておられる。

訪問当日は、店は休みだが丁寧に対応して頂いた。まず、その人柄に尊敬の念を強く持った。写真ではその人は紹介しないが、見るからに対する人へ安心感と親近感を抱かせる、人格そのものが違うと思った。

栽培の話になると、誠に丁寧でいて、論理的、納得してしまう。こちらが持っていった種や、テスト搾油のサンプルを見て、なぜ種が熟さなかったのか、油が濃い色になったままになっている理由も聞いた。

菜種は莢から出したら、追熟しない、だから刈り取った後茎のまま熟すまで乾燥させるのだが、その乾燥させる方法に問題があったのだ。菜の花は立っていると種が茎から水分と養分を吸収し、まだ植わっているものと思い熟すのだそうだ。横にしたら、もうその作用が止まって黒くならないというのだ。

目から鱗が落ちた思いであった。その他、連作問題も聞いたが基本的には地力の問題で元肥と障害を起こしにくい肥料の供与で解決できるということだ。
蕎麦と同時に種をまき、菜の花がまだ低い状態のうちにそばを刈り取ってしまうので問題ないという。蕎麦も栄養があれば良いものができる。菜の花の成長の邪魔にならないと言うが、実際には日当たりが悪いではないか。刈入れ後、十分リカバリーできるそうだ。なんと、7月から播き初め8月お盆前には播き終わり、翌年6月に刈入れる年間作業なのだ。搾油施設も見せてもらった。自然ろ過をネル袋を用いて行っている。同じ方法で、ヒマワリ、エゴマも絞っている。エゴマはシソ科の植物で油は高級である。栽培はそんなに難しくないようで種も、菜種と同じサイズである。来年のため種を売ってもらうことにした。ついでに蕎麦の種も。どなたか欲しい人がいたら言って下さい。一緒に栽培してみませんか。
などなど、美麻での種山さんとの出会いは、これまで菜の花エコをやってきたお陰で感動がより深いものとなった。

2010年6月6日日曜日

2010年度菜の花の収穫

6月8日(火)に今年の収穫を予定していました。ただ、8日の天候は曇り後雨となっております。それで急遽、刈入れをできるだけやってしまおうと本日8割程度を行いました。
予定では8日一日をみていましたが、午前中2時間程度で終わることを想定しております。
今日の作業風景はこんなところです。
刈り取った株は、山田の渡邉さんのビニールハウスをお借りして乾燥させます。
ハウス内はすでに40度を超える暑さです。
数日前に刈り取った勝浦分はすでに枯れ色で、種子も黒くなってこぼれていています。あっという間に脱粒作業になると予想されます。種の状態で十分乾燥させますので、多分6月15日ごろにはできるのではと思います。
6月8日は雨の降る前に、残りの株の刈り取り、軽トラへの積み込み、山田への移動、残った株の抜き取り移動、圃場の草刈りを一気にやりたいと考えています。

2010年5月28日金曜日

菜の花の収穫へもう一歩

菜の花エコ関係者の皆さま
前に連絡しました通り、今回の菜の花の収穫は少し遅れそうです。特にセンターの栽培状態は写真でもわかる通り、全体に緑が強く枯れた葉がまだ茎の残っています。莢の先にはアブラムシがついたものが目立ちます。一方同じ日に播いた勝浦の畑は葉はすでに落ち、莢全体に黄色みが増しています。一部は、弾けており、そこは鳥に食べられた痕跡がありました。刈り取っておいたものを見れば色の違いが分かると思います。更に、黄色くなった勝浦の莢と、センターの平均的な莢を比較すると、中の種子が明らかに色の違いがあります。黒い状態が理想です。そういうことで、勝浦のものは来週中には刈入れます。センターのものは更に1週間後ぐらいになると思われます。天気予報次第ですが、平日作業になる可能性がありますがよろしくお願いします。

2010年5月8日土曜日

菜の花が満開から2割咲へ

連休も終わり、良い気候です。菜の花エコプロジェクトは、今年はいすみ環境と文化の里センターで行っています。昨年10月初めに播種して以来、3月20日に開花、この連休が満開状態で、現在花弁が落ち、莢に種子が実りつつあります。
この写真は連休5月1日の状態です。今年は春先の天候不順で成長が例年通り進んでいません。株が過去の栽培から比較すると一回り細く、枝分かれも少ないようです。背丈は平均して1メートルと少しというところです。

次の2枚は5月8日現在です。この1週間で、花の数はめっきり減りました。満開時の2割くらいです。
ただこの写真の通り、一画が成長が極端に悪く期待できなかったゾーンの花が、現在満開状態となっています。背丈が低く収穫量は落ちると思いますが、何とか収穫対象までにはなると思われます。
この後花が終わり、莢の実入りが充実し、緑色から黄色みが帯びてきたら収穫となりますが、この満開状態から予測すると、あと1月はかかりそうです。5月30日に夷隅郡市自然を守る会の総会をこの場所をお借りして予定しておりますが、その午前中に借刈取を行う計画です。1週間前には、刈入れを行うかどうか 判断したいと思います。


2009年7月27日月曜日

搾りたてバージンオイルの出来上がり!!

08-09年産の菜種栽培の最終段階、6月20日に唐箕で風選、7月11日に搾油業者への引き渡し、7月25日濾過後の菜種油が到着と、完了になりました。 
唐箕をかける前の状態です。莢の穂先がたくさん、砂も交じっています。
当日(6月20日)はいすみ環境と文化の里センターで、近所の方々も交え公開作業を行いました。

搾油のデモも行いました。この油も十分おいしいはずです。
そして、7月25日、はるばる長野県大町市の菜の花生産組合さんで搾油、濾過をしてもらった油がきれいなボトルに詰められ送られてきました。

昨年9月からの作業の結晶ともいうべき、貴重な油です。
搾油を担当してもらった小林さんに電話で話を聞きました。全量で39キロの種から12リットルの油がとれたというのは優秀な種、油が十分入って乾燥した状態であったということだそうです。

大町で栽培しているのとほとんど変わらないということで、私たちの栽培もなかなかのものとお墨付きをもらいました。

焙煎、搾油、濾過の過程で、特に特徴的なのはネル袋を何回も交換しながら抽出する濾過のプロセスだそうです。大変手間のかかる作業です。

現地の組合では200CC入りの小さなボトルを1200円!!で販売しているとか、とにかく生で食べてもらいたいすごくおいしい油であることを強調しています。フレンチの石鍋シェフも絶賛で、彼のレストランでのドレッシングオイルに使われているそうです。
当家でも早速試食しました。ゆでた野菜に垂らして食べました。とにかく絶品です。これまで体験したことのない優しい、そして風味がわっと広がるおいしさでした。自分たちの栽培したものがここまで変わるとは・・・という感激をしながら、少しずつ食べていこうと思いました。
プロジェクト参加者でまだ、手に入れていない方は早く声をかけてください。お分けします。




2009年6月15日月曜日

菜の花の収穫、脱粒

5月31日 

菜の花の収穫をしました。まだ莢も茎も青い状態ですが、一部枯れてきており、種子が多くこぼれてしまうのも問題なので早めに収穫しました。昨年と同じ要領で作業しましたが栽培面積を半減させたため比較的短時間で終わりました。
その日は、天気が続きそうなため、ブルーシート上で屋外のまま放置しました。
翌6月1日、かねてよりお願いしてあった一宮の大沢さん倉庫へ移動。倉庫番のハッピーとハナももう慣れて吠えることもしませんでした。


6月13日
良く乾燥し、莢もはじけているため脱粒作業をしました。ところが、束ねたまま詰め込んでいたため中央部の束は湿っておりカビが発生していました。ただ詰め込めば良いというものじゃないことを痛感しました。よく乾く環境でも、空気の流通を確保しないと植物内部の水と、熱で大変なことになるということです。
ともかく、みんなで踏みつけ、茎をばらし、さやを集め何とか種の状態にしました。暑さでみんなへろへろ脱水状態でしたが、昼までに何とか完了。体力、気力の作業でした。