2008年8月19日火曜日

菜種油の精製度合

8月17日に退院しました!!体も心もすっきりして残りの人生を楽しもうと思います。

さて、7月31日に搾油して、20日間が経過しました。濾過(自然濾過)の1週と2週後の比較がこの写真です。さらに、昨日現在がその次の写真です。
油の色が、徐々に薄くなっていくのが分かると思います。

過去に搾油して濾過した経験からするとかなり色が濃いようです。垂らしてみると、鮮やかな菜の花色の黄色です。さっそく料理で使ってみると、熱を加えたいためものでは、生の時の野菜の臭みは全くなく非常に香ばしい香りがします。

過去の搾油機械では20%程度の搾油率でしたが、今回は30%と高く、その分、菜種成分の多くが含まれていると思われます。その濃さが、色や、匂いに現われていると思われます。つまり濃い油なのだと思います。

サラダのドレッシングで使ったり、生のまま使うことでどういう食べ物と相性が良いか、比較もしたいと思います。プロジェクトメンバーによっては、冷蔵庫で保管している人もいるので、こちらの常温で放置した場合と差があるのかも確認したいと思います。

さて、この油を使った「てんぷらパーティー・環境学習会」ですが、1ヶ月後ぐらい9月の末、26、27日あたりで、市内の厨房設備のある施設を借りて行いたいと思います。
詳細は、決まり次第お知らせします。

すでに、2008年度として菜の花エコプロジェクトの申込、現地での調整会議は終え、今年も行う段取りになっています。9月になったら始動します。

この写真は、同じエコプロジェクトですがひまわりです。種まいて3か月で、満開となりました。お辞儀しているのは数日前の急な寒さと雨のせいだったのかもしれません。この花からも油が取れますが、搾油後の精製が、菜種のようにそのままではできないため、濾過、精製はプロに委託しないと無理なようです。
取れた種はちばコープさんにお願いして、まとめて製油してもらうといいですね。

2008年8月15日金曜日

ようやく退院ができそう!!

11日の手術以降、当初予定では今日15日が退院でしたが、直り具合から2日ほど延長になりました。今日の先生の所見では、明日の治療(毎日、詰めたガーゼを抜く作業)で全部終わり、出血が止まれば明後日には退院ができるとのこと。

明日のガーゼ抜き張り切ってやりましょう!!

この手術は、実は副鼻腔炎による鼻茸切除ということだったんですが、手術の予後が大変ということを、知識としては知っていたのですが、そりゃもうホントーのことだったんです。

術後、2日目から少しづつ詰めたガーゼを「番町皿屋敷」のお菊さんの幽霊のように「一まーい」、「二まーい」て抜いてゆくのです。二枚も抜けば、痛さの限界、鼻を殴られて飛び散る鼻血のごとくたらたらと出てきてしまうのでギブアップになります。

ところで、私の鼻の空間には片側で11枚も入れてあったんです。それを、今日は約束違反にも5枚も抜いたんです。先生のすばやい手つきはそれはプロのもの。いくらこちらが顔をゆがめようと、「ウォー」と叫ぼうと頓着せず、スパッとやり抜いたたいしたものです。

そんな経緯を今日の午前中に済ませ、ぐったりした後、なんと久しぶりに鼻から空気が抜けたさわやかさで、痛みもすぐに飛んでいきました。そういう意味で「明日のガーゼ抜きもがんばろう」と北京の日本選手同様、明日へ向けて気持ちを高めています。

いろいろな方からの励ましをいただきありがとうございました。来週にはしばらくアルコール抜きで諸活動に復帰しますのでよろしく!!

2008年8月11日月曜日

亀田病院に入院しました

8月9日前から持っていた持病の手術のため、鴨川の亀田病院に入院しました。
この文章は亀田の病室のインターネット画面から入力しています。
本日11日が手術当日です。こうなればまな板の鯉の心境です。「何でもしてくれ~!!」
痛みが取れたら、また報告します。
入院の間、各関係方面にはご迷惑をおかけしますが、今週末までですのでお待ちください。
明日以降、病院見学をかねて、見舞いにこられることは大歓迎です。
暇をもてあそんでいます。

2008年8月2日土曜日

搾油完了

6月21日に脱穀作業、ごみ取り作業を終え、菜種は乾燥を十分にするために一の宮大沢ファームに預けていました。そしていよいよ、搾油の日程が決まり7月31日につくば市の中央農業研究センターに訪問しました。この研究所とは、以前からこちらの栽培状況を見に来ていただいたこともあり、県の菜の花エコプロジェクトとも縁のあるところです。

研究所への施設見学、栽培技術に関する相談ということで見学を申し入れ、その中で搾油についてもご協力いただけることになりました。持ち込んだ乾燥菜種はおおよそ80Kgちょっと(脱穀時84Kgでしたがその後乾燥したので少し減っているはず)です。ドイツ製の大型の搾油機を使い、1時間20分ほどで完了。取れた油は2LPETボトルで14本、28Lというところです。これから自然濾過をします。要するにじっと、不純物が沈殿するのを待ちます。2週間ほどで、透明な「一番搾り、純正、100%天然、ウルトラバージンオイル」が完成します。
研究所内のBDF精製プラントや、ひまわり栽培畑、リサーチギャラリーも見学。日本の農業の「最先端技術」を開発している研究所を見ることで大変勉強になりました。我々を、気持ちよく受け入れ、搾油に協力いただいたことに大変感謝いたします。

プロジェクトに関わったメンバーには、この油をもらう資格があります。どうぞ取りに来てください。