散歩の途中、梅の淡い香りがして1枚写しました。
暖冬ですから、咲いて当たり前のようですが、なぜか暖かいはずの外房では、梅はまだ五分咲きというところ。
ロウバイは既に満開ですが、花が地味なのと少ないので存在感が少し薄いようです。
青空に白くくっきり咲く白梅は、春の兆しの象徴です。
私が住む江場土の宮前地区は立派な槇塀が続く集落です。中でも写真にある一画は、狭い道の両側に多分百年以上経っているような槇塀が続きます。槇の生垣なのですが、こちらでは「槇塀」と呼ばれいます。それに相応しい規模、風格があります。
こうした農村の街並み景観はそこに住む住人の何代にも渡る維持努力の賜物です。防災や緊急時のためとはいえ、安易に道路の拡幅などするべきじゃないと思います。まして、こうした景観を台無しにするような無粋なコンクリート電柱など勝手に立てるものではないと思います。電力会社は大都市部でしか電柱の地下埋設を考えていないようですが、経済性優先主義で失ってきたものが多い時代で、天下の大会社である××電力はもう少し「文化性」感覚を持ち合わせて貰いたいものです。
この槇塀、人の背丈から推測すると約4mはありそうです。年2回の刈り込みは大変な作業だと思います。ここまで高くする必然性があるのは何ででしょうか。そのうちに聞いてみたいと思います。
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