2007年2月12日月曜日

布施の菜の花畑現況

2月11日 布施の菜の花畑

夷隅郡市自然を守る会のメンバーが中心となってすすめている菜種菜の花から菜種油を採取しようというプロジェクトです。

7~8人でやっています。下布施の休耕田を約5反部借りて菜種菜の花を種から栽培します。昨年9月に播種した苗がそろそろ株になって、伸びる準備にかかってきたところです。これまで4年ほど手がけてきましたが、なかなかうまくいきません。殆ど鳥による被害で、昨年は95%以上が食べられてしまいました。

でも、僅かながらでも栽培した菜種から油を絞り、それを使った料理を食べた時、少しは充実感があるものです。大量に栽培し、軽油の代替燃料として使えるオイルなのですが、そのためには莫大な栽培面積を必要とし、かかる労力もコストを無視したものになるでしょう。しかし、そのまま無視して良いものか、自然作物が持つ能力を現代に生かす一つの試みとして継続する意味があると思います。とにかく素人の集まりのため、又ボランティア活動のため、どちらかといえばできた油でてんぷらを食べる親睦目的の活動になっています。

今年は、作付面積も減らし楽に効果の上がる栽培をめざし、谷田(さくだ)牧場のWさんに協力してもらい牛糞堆肥をたっぷり鋤きこんだお蔭で、その区域はよく成長しています。但し、雑草も同様によく伸び、菜の花を隠しているのが現状です。緑の雑草はなんか牧草のようです。冬の最中でもしっかり緑になっています。

その中でも、全部で200株程度と少ないですが、株は太くなっていますので大きな成長が見込めます。一緒に植えたソラマメはいち早くすくすく伸びています。菜の花と同じころに収穫できる見込みです。

この後、花が咲き、実がつくころが一番厄介な鳥対策をしなくてはなりません。方法は皆さんと相談して決めるつもりです。

グループの皆さん暫くは成長を見守りましょう。観察に行った方はデジ写真を送ってください。このブログで更新していきます。



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