08-09年産の菜種栽培の最終段階、6月20日に唐箕で風選、7月11日に搾油業者への引き渡し、7月25日濾過後の菜種油が到着と、完了になりました。 

唐箕をかける前の状態です。莢の穂先がたくさん、砂も交じっています。
当日(6月20日)はいすみ環境と文化の里センターで、近所の方々も交え公開作業を行いました。
搾油のデモも行いました。この油も十分おいしいはずです。
そして、7月25日、はるばる長野県大町市の菜の花生産組合さんで搾油、濾過をしてもらった油がきれいなボトルに詰められ送られてきました。昨年9月からの作業の結晶ともいうべき、貴重な油です。
搾油を担当してもらった小林さんに電話で話を聞きました。全量で39キロの種から12リットルの油がとれたというのは優秀な種、油が十分入って乾燥した状態であったということだそうです。大町で栽培しているのとほとんど変わらないということで、私たちの栽培もなかなかのものとお墨付きをもらいました。
焙煎、搾油、濾過の過程で、特に特徴的なのはネル袋を何回も交換しながら抽出する濾過のプロセスだそうです。大変手間のかかる作業です。
現地の組合では200CC入りの小さなボトルを1200円!!で販売しているとか、とにかく生で食べてもらいたいすごくおいしい油であることを強調しています。フレンチの石鍋シェフも絶賛で、彼のレストランでのドレッシングオイルに使われているそうです。
当家でも早速試食しました。ゆでた野菜に垂らして食べました。とにかく絶品です。これまで体験したことのない優しい、そして風味がわっと広がるおいしさでした。自分たちの栽培したものがここまで変わるとは・・・という感激をしながら、少しずつ食べていこうと思いました。
プロジェクト参加者でまだ、手に入れていない方は早く声をかけてください。お分けします。

今年のまともな収穫はジャガイモ。全部で30キロ以上はありそう。ゆでてバターつけるのが一番おいしいと思う。毎日食べよう。
その日は、天気が続きそうなため、ブルーシート上で屋外のまま放置しました。


ともかく、みんなで踏みつけ、茎をばらし、さやを集め何とか種の状態にしました。暑さでみんなへろへろ脱水状態でしたが、昼までに何とか完了。体力、気力の作業でした。
空間計画、内装デザインはデザインみぶの日野さんが担当、全体としては施主の納得のゆく出来上がりであると思う。
これから、地域のアーティストたちの発表、交流の場として、又、CDNメンバーの発表の場としてご協力を継続して行きたいと思う。
今回は地元の写真グループによる写真展を開催中で、壁面だけの利用のため陳列台のシステマティックな展開が見られないが、立体物の展覧会ではぜひディスプレイ機能を生かして展示してもらいたいと思う。その協力もしたいと思う。