2009年3月28日土曜日

御宿海岸オイルピッチ掃除

3月10日大島沖で衝突して沈没した韓国の貨物船からとみられる重油が房総半島に流れてきました。

今のところ、勝浦、御宿の浜までで、いすみの海岸、磯では確認されていません。
3月26日、御宿の小山工務店の小山会長からの呼びかけで砂浜のオイルピッチの清掃をすることになりました。夷隅郡市自然を守る会のメンバーに呼びかけ、ブラウンズフィールドから7人の参加が得られ、総勢11人がいすみから応援に行きました。
市原、御宿の方々に、ライフガードの訓練に来ていた若者たち20名ほども加わり2時頃までせっせと手作業で油を集めました。
全部で60名くらいの参加のため、とても追いつくものではありませんでしたが、御宿町の職員もいたことでことの深刻さが分かったのではと思います。200KG近くは回収したのではないでしょうか。

夏の海岸の海水浴のことを想像するとぞっとします。何度も、もっと大掛かりで清掃することが必要と思いました。又、参加の呼びかけがあれば、できる限り協力しましょう。勝浦も被害があったそうですが詳細は分かりません。写真は岩和田海水浴場のピッチの状況です。

掃除の後、昨年7月2日に産卵し、60日後孵化したアカウミガメの産卵巣の孵化調査も行いました。結果的には総数120個、未孵化卵40個、孵化卵80戸という結果です。孵化率67%ということで、特別多くも少なくもありませんでした。こちらには町の職員は参加せず、「ウミガメ条例」を持ついすみ市とは大きな違いでした。

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