2012年5月30日水曜日

Firewood shelves

After the building the tiles wall at the parking space in front of my house, I have made the firewood shelves for the stock of  firewood which will be used from this Winter. This shelves are designed as the container system,  900 width by 400 depth by 900 & 600 hights. So, they are combinated  three types of hights, 600, 900 and 1500.
 These shelves are able to tie each holizontally and vertically by the steel wire in order to keep staibility for some eathquakes. I have already made 2 sets of 1500 hight unit. Then I must continue to make several units for the stock of one year portion including spliting firewood. That's the very hard work, is'nt that? I need some help. Is there anyone who wants to do this?

2012年5月18日金曜日

瓦土留めの竣工

いよいよ瓦土留めの完成である。ボーダー部のスロープが最後の仕事である。これまでの山田の土+山砂+砂利+セメントで練りあげたものを打ち込んで何とか仕上げたが、最後で土がなくなり、土なしの普通のコンクリートに近い状態で不足分を補った。
色合いが違ってしまうのは仕方のないことで、乾けばそんなには気にならないのではと思う。
もう一つ最後の仕事として、残った山砂で車止めを兼ねたマウンドを土留めの前に設けた。そのままでは草が生え、雨で流れてしまうので、固化材の入った砂を購入して表面に撒きつけた。これで見た目にも優しい駐車場になったようだ。
はたして車止めとして強度が持つかは不明である、視覚的にバックで駐車しても安心感がある。土留めに車体をぶつけないで済むからである。これまで2台楽にとめられたが、これからは1台用である。竣工のお披露目をしたいところだが、同じものは2度とできないと思う。

それでも、土を使った造作はやはりコンクリートよりも良いことを広めていきたいと思う。参考にされることがあるようなら、お手伝いをしたいと思う。


庭の作業場の前に移したイロハモミジの周りを、防草シートと自然石でカバーした。その周囲を木杭の古くなって使わなくなったものを10センチに切り、針金でつなぎリング状に埋め込んだ。約3メーターの木の鎖状態のものを、バーナーで焦がした上、土に半分埋め込んだ。これで、草の侵入もなく、周囲を刈り払い機を使っても安心である。

2012年5月15日火曜日

瓦土留め工事Ⅱ

土留め工事は延々と1か月以上かかりました。ようやく完成です。最後は階段脇のスロープの処理です。草で覆われ、土が流れてしまい処理に困っていました。今回の土留め工事に合わせ同じ、山田の土をベースに塗り固めることにしました。

これまでの経験から、山土と山砂石灰だけだと、雨で溶け出し流れることは分かっています。また固まるのに時間が数日かかることも、外部で使うには難しい要因です。

そこで、今回はセメントの力を利用しました。また、広い面積を人が乗ることも想定し、強度を与えるために砂利を多めに加えました。

粘土の粘りを出すためにはよく煉ることですが、手ではとても重くてできません。ビニールシートに空煉りした材料を乗せ、水を加えながら足で踏んで練り上げます。ときどき扁平になったものをシートごとひっくり返しながらやると効率よくできます。ヤスさんに教えてもらった方法です。

また今回は、土の掛りをよくするため金網を敷き、煉った土をたたきつけるように設置し、表面をコテで仕上げ、波模様の線を滑り止めを兼ね描きました。弥生土器のイメージです。

今回の工事に伴い、庭に菜園を作ることにしました。夏野菜用に小さな菜園です。
小さな畑。きゅうりとオクラ、ナス、ピーマンを作ります。

そのために、イロハモミジの移植を行いました。葉が茂ると、日陰の芝がだめになることを見こし、防草シートを張ってその上を自然石で化粧することにしました。意外と石が多く必要とされます。



2012年5月2日水曜日

ほとんど土の人

4月初めから取り組んできた、古瓦利用の土留め工事は1か月たちようやく最後が見えてきた。まだ仕上げの土仕事が表面、および、周囲の立ち上り部分など残っているが、本体部分はほぼ完成である。

思いついた時は、そんなに長くかかるとは思わなかったが、取り掛かると来る日も来る日も瓦積みが続き、その後は壁土塗りが続いた。壁土もロケットオーブン用に仕込んだ分がなくなり、28日に山田へ行ったときにまた新たに仕込んで、それを使ってきた。それもわずかになり、再度もらいに行くようである。

壁土は、山田の山を崩した時に出た表土の少し下の粘土層の土と、購入した山砂を同量加え、量販店で買った苦土石灰(石灰にマグネシウムを加えたもの)20キロ300円弱のものを、土の5%程度を混ぜ合わせ使ってみた。水を僅か加えることで、そんなに練らなくても非常に粘りのある土にすぐ変わる。掌でしばらく団子にして練りこみそれを瓦と瓦の間に押し付け伸ばしてゆく。気持ちが良いくらい適当に柔らかく、よく延びる。彫塑の粘土により近い可塑性と崩れない結合性が得られる。


瓦をよく見ると「不動谷」という彫り込みがスタンプされている。これが地名だとすると、そこで焼かれた瓦なのではと推測できる。そこで市内の地名として調べると、大原大聖寺が「根方字不動谷」という地名になっている。その近くに瓦の窯があったのかどうか分からないが、誰かに聞いてみようと思う。

粘土は、乾くと縮まりひびが入ってくる。擁壁としての構造は、土嚢と、瓦のつなぎをしているモルタルで持たせているので、このひびは問題ない。土壁らしさの味として、ひびがあってもよいと思う。通常1週間で水分が抜けカチカチに固まる。色も、白っぽくなって、落ち着いてくる。


この2週間くらい、壁土と、ボーダー部の三和土(たたき)もどきを作るため、土、砂、砂利、石灰、切り藁、水をいろいろ配合し感じをつかんできた。三和土は原則水分は加えず、元の湿り気のまま敷き詰め、たたいて固めた方が良く固まり、作業性もよい。MAX古民家の土間も水を加えずやった方が良かったかもしれない。

土をいじくることで、先人の技術の高さと、「土の人」の面白さが分かってきた。今、そういう意味でほとんど土の人になっているようだ。階段横のスロープが完成すれば工事完了である。完成時の様子はまたアップしたいと思う。