土留め工事は延々と1か月以上かかりました。ようやく完成です。最後は階段脇のスロープの処理です。草で覆われ、土が流れてしまい処理に困っていました。今回の土留め工事に合わせ同じ、山田の土をベースに塗り固めることにしました。
これまでの経験から、山土と山砂石灰だけだと、雨で溶け出し流れることは分かっています。また固まるのに時間が数日かかることも、外部で使うには難しい要因です。
そこで、今回はセメントの力を利用しました。また、広い面積を人が乗ることも想定し、強度を与えるために砂利を多めに加えました。
粘土の粘りを出すためにはよく煉ることですが、手ではとても重くてできません。ビニールシートに空煉りした材料を乗せ、水を加えながら足で踏んで練り上げます。ときどき扁平になったものをシートごとひっくり返しながらやると効率よくできます。ヤスさんに教えてもらった方法です。
また今回は、土の掛りをよくするため金網を敷き、煉った土をたたきつけるように設置し、表面をコテで仕上げ、波模様の線を滑り止めを兼ね描きました。弥生土器のイメージです。
今回の工事に伴い、庭に菜園を作ることにしました。夏野菜用に小さな菜園です。
小さな畑。きゅうりとオクラ、ナス、ピーマンを作ります。
そのために、イロハモミジの移植を行いました。葉が茂ると、日陰の芝がだめになることを見こし、防草シートを張ってその上を自然石で化粧することにしました。意外と石が多く必要とされます。
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