2010年5月9日日曜日

食へのこだわり

現在、勝浦方面で野菜を育てている。普段そこにいないので、手間のかからない植えっぱなしで良いのを植えている。ソラマメと玉ねぎがそろそろ収穫時である。
今年のソラマメは、播き時を間違えて春先の寒さで半分がだめになってしまった。それでも残った株では写真のような莢の状態まで成長した。
こちらは、玉ねぎ、マルチをしたグループが収穫できるところまできた。新玉ねぎは生に限る。そのままスライスして醤油を少しかければ十分。香り味とも抜群である。今年はやはり春先の寒さで、昨年に比べ小ぶりである。とにかく今年は春の野菜類は並べて成長不足だった。トンネルや温室はこういう時には強いが、家庭菜園ではそこまでするかと考えてしまう。
次に、5月7日ひいきの勝浦「たぬき」が久々にオープンした。5時ジャストに店に行くとのれんはかけずに客は満杯状態、ひと月半みんな待っていたのである。みっちゃんも回復して元気な様子で忙しく立ち働いていた。お手伝いが二人も来てやっていた。その日食べたのが以下のとおりである
ご存じカシラの塩、この店の定番メニュー豚の頭肉の余分なところをそぎ落としさっぱりした肉の味わいが絶品。
少し通になると必ず食べるのがナンコツの醤油、口の中でいつまでもコリコリしておいしさが残る。癖になる味で、予約が必要な時も。
これも定番の、レバーの塩、なんとも言えない歯触り舌触り、痛風系の方々にはご法度だが、一個ぐらいはと横からとられることも。それとタヌキのもつ焼きのうまさの秘訣は焼き加減だと思う。厳選された樫炭だけを使い強い火力で水分をさっと飛ばす。ぱちぱちはねたり、煙が出ることは絶対ない
この炭の入手は私もお手伝い。房総半島の南を何か所も周り買いつけてきた。それも次の見通しはあまりない。
相の手で出てくる漬物もうまい。今からは、キュウリのぬか漬けつけ時間は気温と素材で加減され、極めて短時間だがしっかりとし見込むうまさが格別である。
この日は、たくさん作ったきゃらぶきがサービス。この地域の基本的な濃い、甘さは全くなくさっぱりでフキの持つ苦さが、歯触りがいくらでも食べられるおいしさである。肉以外の料理にもみっちゃんの料理に対するこだわりが伝わってくる。お師匠さんにはまだまだ教わらなくてはと思う。

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