今日の畑は小雨ですが、写真の通り花が散りほとんどの株が莢だらけとなりました。その莢も下のほうからどんどん太くなっています。
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莢を割ってみると、まだ青い状態ですが菜種の種子が大きくはちきれそうに成熟しているのがわかります。一莢に10個ほどの粒が入っています。よく実っているようで甘い味がします。カワラヒワが好んで食べるのはこの種に油脂が多く含んでいるからです。今は全く姿を現していませんが、種が黒くなりかけると間違いなく食べに来るでしょう。
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刈入れの方法ですが、前回検討したときは株から枝を切り離し容積を圧縮して搬送しようということでしたが、その後農家の方にも相談したところ、株の残りの根の始末や、脱穀までのハンドリングのよさから、①はじめに株を畝から引き抜く(重い場合はスコップで土を切り込む)。②引き抜いた株をブルーシートに土が入らないように横に並べ、根から上30センチあたりで切り離す。③株を適当な大きさに束ねて立てかける。④ビニールハウスの中に(その後手塚さんの所も借りられそうです)、稲のホダガケの要領で吊るし数日間乾燥させる。
その後、脱穀、乾燥、唐みによる選別を行うのが要領がよさそうです。株の束の大きさから試算すると、ホダガケの距離として160mなんて途方もない距離になりそうですが、そんなスペースがあるわけじゃないので、更に考えなくてはなりません。
下の写真は「ツタンカーメン」というインゲン豆です。莢が独特な紫色をしています。そう、ツタンカーメンの墓から出てきた豆の子孫です。昨年、この豆から染料をとるために栽培していたM先生から分けてもらいました。うちの庭で栽培しています。どう食べるのか、莢は硬そうなのでやはり豆を取り出して、ご飯で炊き込むのが良さそうです。できたらご報告します。
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