クラフト作家の境地で作りました。
前日、大多喜の新生木材さんへ行き、製材の端材を貰ってきました。大きなケヤキを製材した時の、木の背板です。製材した時に偶然いい角度でテーパーがかかった辺材のところです。
そのテーパーを利用して、料理用の木ベラを作ろうと思い、どんなものがあるかネットで調べましたが、その殆どは洋物(当たり前かも)で、和風のものはありません。樹種としても、ビーチ(ブナ)、アッシュ(トネリコ)と洋材です。ケヤキも堅木ですから多分できると思い、又、かみさんからどんな形が使い易いかアドバイスを貰い作ったのがこれです。
早速、ムラサキイモのきんとんを作るのに使ってみました。先がうっすら赤みがあるのが、芋の色素が染込んだものです。いろんな料理で使うといい色に変色すると思います。握りの太さや、へらの先のカーヴなど使ってみて、手を入れていこうと思います。
千葉の森林が死にかけている中で、林業に頑張っている新生木材の黒川社長を支援するつもりで、千葉県産材を使った、生活用品開発をNPO的にやりたいと思っています。誰でも簡単に、短時間でできる木ベラや、しゃもじ、木の匙から初めて、インテリア家具まで展開できるといいなあと思っています。
この企画に参加したい方、ちょっとモノづくりしたい方がいれば、多いに歓迎します。来年千葉に住むデザイナーや建築家などと立ち上げる予定の、「ちばデザインネットワーク」の企画事業として取組む予定です。興味ある方、声を掛けてください。メールしてください。
2007年12月7日金曜日
シアターチェアをデザインしました
昔、お付合いしたことがある展示会プロデューサーからのメールで「誰かデザイナーを紹介してください」の依頼から始まった仕事。来年6月開幕のスペイン、サラゴサ市での万国博に向けた日本政府館の劇場用イスの開発である。スケジュールからすると年内に試作完成、年明けから量産へと、とてもタイトなため、誰か紹介するよりも私がやりますよということで急遽仕事モードに切り替えた。
いろいろ条件をお聞きした上で11月中旬に提案させていただいた。それまでにイメージをまとめた、図面とレンダリングが次の写真である。
万博のテーマは「水」である。日本からの展示も、劇場での映像と、水と関わってきた日本の自然、風土、歴史、生活と産業、水問題へのアプローチなどであり、劇場の演出が一番の見せ所だそうだ。そこで、ちゃんとしたデザインでシアターチェアを製作することになったとのこと。
数案のセレクトの結果、このデザインが選択され、開発に着手した次第である。
2008年5月には現地での設置工事完了のため、3月には海上コンテナで出荷しなくてはならない。途中でのやり直しがきかない仕事のため、パートナーのF社とはきっちり仕事をしなくてはと思っている。
菜の花レポート
前回レポートから一月近くがたちました。その後の生育は寒くなったにもかかわらず順調のようです。そろそろヒヨドリによる鳥被害が心配になるところですが、今のところは問題ありません。
時々、草むしりに行きますが、雑草も今は一休みという感じです。
11月25日(上の写真)の様子と、12月6日(下の写真)の様子を写真で紹介します。10日間ほどですが、その間もご覧のとおり葉の広がりが大きくなっています。
となりの農家が栽培しているキャベツ畑と比較しても、菜の花畑は立派な野菜畑になっています。ここまで大きくなると葉が硬くなり普通では食べられません。ナタネはナバナとは違う菜の花だということがよく分ります。
時々、草むしりに行きますが、雑草も今は一休みという感じです。
11月25日(上の写真)の様子と、12月6日(下の写真)の様子を写真で紹介します。10日間ほどですが、その間もご覧のとおり葉の広がりが大きくなっています。
となりの農家が栽培しているキャベツ畑と比較しても、菜の花畑は立派な野菜畑になっています。ここまで大きくなると葉が硬くなり普通では食べられません。ナタネはナバナとは違う菜の花だということがよく分ります。
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