2011年8月2日火曜日

人生コツコツ

何か月ぶりかの更新です。いろんなことに関わりを持って、やってますが、反省することも多く、もう少し人との関わりを慎重にせねばと思っています。

ともかく、3月に作業小屋を作り、白木の借家を「震災ホームステイ」に登録しておいたところ、夏休みだけでも子どもたちを外で遊ばせたいという親子が南相馬からやってきました。

いろんな話をしました。「いつになったら自分たちの生活が見えてくるのか分からない。残してきた田畑は将来誰かに買ってもらえるのか?」ということを聞くと、国や政治家がやることは2度とこういう人たちを作らないという強い決意の元、原発をすべて廃棄し、福島の大半の土地を国有化し、そこの住民に責任を持って次の生活地を保障することを実行しなくてはなりません。

本来、エネルギー、食糧、文化は地域で補うもの、工業化、産業立地など国のやってきたこと全て大反省をしなくてはなりません。脱近代化、脱産業化を図る臨界点に今あると思います。

コツコツ人生をやってきた中で、駒形さんから頂いた「肉桂の木」からお皿を作りました。すべて手仕事です。硬い木です。木肌は滑らか、木目も繊細です。樹皮がシナモンの香り、ニッキの木だから当然ですが、木部は薫りません。

エゴマ油を塗りました。しっとり良い感じです。この後カトラリーシリーズを作ります。

0 件のコメント: