8月13日、行元寺谷津のヒマワリは開花して2週間がたち、盛りが過ぎました。この「春りん蔵」は花が満開になるとすぐ首が下を向き、うつむきの状態になります。そっけない感じです。後から咲いたのは、まだしゃんとしていますが、その分花は小さめで、生育不良というところです。同じ時に植えた綿の花も咲きました。これが意外ときれいです。なんとオクラにそっくりです。更に、エゴマも大きく育ち、油糧植物の見本市みたいな畑になりました。それぞれ油や、繊維になれば栽培した甲斐があります。
ヒマワリは10月位に種取り作業、11月にはエゴマと綿の作業となりますが、その間に菜の花の種蒔きもやるとなると大変です。
2011年8月15日月曜日
茨城の搾油施設
8月11日に茨城県取手市にあるNPOバイオライフさんの搾油施設に、今年とれた菜種を持ち込み搾油のお願いをしてきました。搾油機は常温のまま搾油できる高性能のドイツ製、中農研にあったものと同タイプです。二回りくらい小型ですが搾油能力は十分でしょう。搾りカスはかなりサラサラで、良く油が搾られた結果だと思います。
バイオライフさんは、本格的に菜種栽培に取り組み栽培面積も、こちらとは比較になりません。もちろん販売しています。油としては菜の花とひまわりの2種類。化粧瓶にいれ販売しています。300ml入りで1110円ということです。
菜種の種類は「キラリボシ」という身体に良いタイプです。種だけの販売もかなり安そうです。次期以降切り替えても良いでしょう。
今年栽培している、ヒマワリ、エゴマも搾油してもらおうと思います。
バイオライフさんは、本格的に菜種栽培に取り組み栽培面積も、こちらとは比較になりません。もちろん販売しています。油としては菜の花とひまわりの2種類。化粧瓶にいれ販売しています。300ml入りで1110円ということです。
菜種の種類は「キラリボシ」という身体に良いタイプです。種だけの販売もかなり安そうです。次期以降切り替えても良いでしょう。
今年栽培している、ヒマワリ、エゴマも搾油してもらおうと思います。
2011年8月2日火曜日
ヒマワリ開花
6月4日に播いたヒマワリ「春りん蔵」が開花しました。多分2日前くらいからなので約2カ月です。
6月4日の種まきの様子です。都会から種蒔き体験ツアーでやってきた女性たちです。大半の人が初めて土に触った方々です。もちろん鍬や、農具に触ったのも初めてのようです。
種だけ播けば良いと思ってきたのですが、主催者の外房ワールドさんは気を使って、わざわざ来るのだからもっと印象深い体験になるよう配慮したのでしょう。皆もう汗だくの農作業体験でした。
1段上の畑には私がエゴマを蒔いて苗づくりをしました。定植も終え順調に大きくなっているようです。今年の秋の収穫はエゴマと綿が取れそうです。
ヒマワリも、エゴマも綿もみんな良い油になります。
今年の菜種は、全部で40Kg収穫しました。油になりますが、テスト搾油の油かすを念のため、環境財団にお願いをして線量測定をしました。「不検出」とのことです。
今年の菜種は、全部で40Kg収穫しました。油になりますが、テスト搾油の油かすを念のため、環境財団にお願いをして線量測定をしました。「不検出」とのことです。
安心して油も食べられ、カスも利用できます。
人生コツコツ
何か月ぶりかの更新です。いろんなことに関わりを持って、やってますが、反省することも多く、もう少し人との関わりを慎重にせねばと思っています。
ともかく、3月に作業小屋を作り、白木の借家を「震災ホームステイ」に登録しておいたところ、夏休みだけでも子どもたちを外で遊ばせたいという親子が南相馬からやってきました。
いろんな話をしました。「いつになったら自分たちの生活が見えてくるのか分からない。残してきた田畑は将来誰かに買ってもらえるのか?」ということを聞くと、国や政治家がやることは2度とこういう人たちを作らないという強い決意の元、原発をすべて廃棄し、福島の大半の土地を国有化し、そこの住民に責任を持って次の生活地を保障することを実行しなくてはなりません。本来、エネルギー、食糧、文化は地域で補うもの、工業化、産業立地など国のやってきたこと全て大反省をしなくてはなりません。脱近代化、脱産業化を図る臨界点に今あると思います。
コツコツ人生をやってきた中で、駒形さんから頂いた「肉桂の木」からお皿を作りました。すべて手仕事です。硬い木です。木肌は滑らか、木目も繊細です。樹皮がシナモンの香り、ニッキの木だから当然ですが、木部は薫りません。
エゴマ油を塗りました。しっとり良い感じです。この後カトラリーシリーズを作ります。
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