2007年5月7日月曜日

連休のある日長男が来た

2007年5月5日
連休後半、前日から長男が横浜から我家を訪れてくれた。正月以来で妻も私も喜んで迎えた。その夜はイナダとタコの刺身とタコ飯でご馳走した。
翌5日、連休の渋滞にはまらないで良い所を案内しようということで、まずは万木城跡へと向かった。我家から西へ15分というところである。下の駐車場に車を置き徒歩で5分ほど坂を上がる。昔の戦国の城跡ということで展望台が建っている。そこから、霞んではいるが海の方向に、太東埼が見える。北、西にも展望が広げ城にうってつけの場所だったのであろう。展望台からは四方に鯉のぼりが泳いで、つつじが咲きまさに「こどもの日」を祝っていた。
万木城から、更に西に5,6分ほど走ると行元寺(ぎょうがんじ)に着く。この寺は天台の寺としてこの辺では格式の高い寺のようで、波の伊八の欄間彫刻で有名である。ちばディスティネーションキャンペーンで全国的に有名になりその期間中連日100名以上の参拝客があったという。
この日も、我々が着いた時に20名ほどがまとまったところで、寺の住職さんが寺の建物欄間彫刻について詳しい解説をして頂くことができた。このところすごく忙しかったので健康を害したということを聞いていたが、なかなかかくしゃくとしたしゃべり方で来た客に感動を与えたのではなかろうか。
その後、昼食を済ませ、とりあえず家に戻る。長男は横浜に帰るということで太東の駅まで送った。家族の一人が帰るだけなのだが、なぜか寂しさがこみ上げた。又、いつでもおいでねという妻の言葉に長男は黙ってうなづいて駅に入った。
我々は、その後太東燈台で行っている「燈台まつり」へと向かった。太東崎燈台クラブの方々が主催していてなかなかの人出で、坂の途中の駐車場もにぎわっていた。地元の人達でなく観光客も多数いるのだが、顔を知っている人も多くいて、地元中心のイベントという感じである。
舞台の上では、顔見知りのウクレレクラブの面々が演奏中。そのあと、決まりのフラダンス。そばの売店では、Oさんの岩海苔や先日ラベルをデザインした「ヴィーナス岬せんべい」が好評に売られていた。
私も僅かながらこのクラブにお手伝いした甲斐があったようだ。
いつも連休のような生活だが、息子が来てくれたおかげで昔ながらの連休を思い出した2日間だった。

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