2008年1月13日日曜日

木ベラ、スプーンパート2

銀杏の木はすごいぞ!!

前回に続いて木工を継続しています。前の木ベラは息子の料理用にあげたため、自家用を更に作りました。次にスプーンに挑戦しました。デザインスケッチを元に、銀杏の木を使いました。ケヤキとは全く違う木の質です。軟らかく、ち密な木質です。加工性がよく、手に持った感触がしっとりとして、良い感じです。スプーンですから掘り込むところがあり、それをどんな道具でやるかが問題です。頭の丸いサンダーの刃があれば簡単なのですが、エアーコンプレッサーがないため、彫刻刀の丸刃を使ってラフに掘り込み、その後は、反りのある刃先でそぎ削ることで馴らしました。
結果は、まあまあ納得のいく仕上がりとなりました。分ったことは、銀杏の木の木肌の良さ、木目のきれいさなど、銀杏の木の良さでした。元来、まな板によいといわれていますが、木の匂いが嫌われることもあったようです。この木を生かすために、もっと研究の余地があると思います。
この後は、割れや変色を防ぐために塗装して仕上げます。塗料は食器でも使える安全で、エコな含浸性のある「春風」と言う塗料を使ってみます。

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