2011年4月13日水曜日

作業小屋竣工

これまで木工やデザインモデルの制作はもっぱら勝浦の空いている家を使ってやっていた。本来人に貸す目的で建てのだから、そのまま使っているのはおかしいし、不経済である。 ということで、岬の家の庭の片隅に6畳ほどの小さな小屋を建てた。小屋と言ってもロフト付きで、快適な家になった。まさに隠れ家という感じだが、母屋から3m程だから単に物置のようなものである。 ここにこもって何をやる?それはまだ十分考えていない。木の器や、小物、手間のかからない家具なんかを手づくりでやろうと思う。あくまでも趣味の世界のレベルしかならないだろう。 外観は母屋に合わせた真っ白な塗装。自分でぺたぺた塗ったので、いささかむらっぽい。なんだかロボットの頭みたいな形になった。 内部はコンクリート土間である。そのままだと足が冷たいのでコルクでも貼ろう。作業台も2台今日の内に作った。大震災の余震が続き、気持ち悪いが、何か打ち込むものを持たないとやってられない。 勝浦の別荘はとりあえず「震災ホームステイ」に登録してあるが、なかなか借り手がつかないみたいなので、普通に住み手を5月からでも募集しよう。

このブログ、更新が何と今年第1っ回目なのである。すっかりさぼっていたのだ。311がその追い打ちで、しばらく何もする気にはなれなかった。3月31日に東北の石巻、女川へ行ってきたが、復興への意欲は見て取れた、早く日常に戻れるのが一番だと思う。


我々の生活も、311以降の日常生活は変わらざるを得ないであろう。変わる部分の最も大きいことは、常に災害があっても自力で生活ができる環境を地域で作って行くための、これまでになかった1アクションだろう。まちづくりの方向が見えてきたように思う。