2010年11月27日土曜日

キウイフルーツワインを仕込みました

市内、山田のキウイフルーツ農家の渡辺さんから頂いたキウイフルーツでワインを作ろうと昨日仕込み作業をしました。写真は1日たった状態です。発酵が始まり細かい泡がビンの縁についている様子が分かります。

手順は以下の通りです。前回とは少し違うやり方で手抜きをしております。
①キウイフルーツを約50個ビニル袋に、熟したリンゴ、バナナと一緒に入れ10日間あまり追熟させます。とにかく実が軟らかくなるまで入れておきます。
②実の熟しにあまりかかわらず糖度は12~3%の様でした。この際、他のワインも将来作ることを想定して思い切って、デジタル糖度計をゲットしました。これまで測ったもので、最も高かったのは「自家製干し柿」で25.4%もありました。柿は果物でも糖度の高い傾向の様で14%~20%が甘いと感じられる状態でした。キウイフルーツは硬い状態で11%位、熟しても13%位の様です。
③皮をむき、マッシャーで潰します。ひたすら、グチャグチャと果汁がたっぷり出るように潰しますが、平たい鍋の中で、7~8個単位でやるのが効率的でした。
④ボールにジュースを移しますが、その際、果肉を大まかに取るために金ざるを使いました。木べらで押しつぶすようにジュースを絞り出しました。キウイフルーツ独特の黒い種は不思議と網の目を通ることなく果肉のかすに含まれていました。このかすは、もったいないので砂糖を加え、煮詰めジャムにしました。結構おいしくできました。昨年まではこの工程で、フードプロセッサーで潰した果肉をガーゼふきんで絞ったのですが、これは大変な作業でした。2度とやれない大変さです(2度やりました)。
⑤果肉部分がまだまだ多く含まれているジュースをガラス瓶に移し糖度を上げるために砂糖を溶かし加えました。25%まで糖度をあげ、アルコール発酵を促進させます。
⑥発酵のきっかけを与えるために、ほんの少量のイースト菌(市販のパン用のもの)を加えました。発酵は空気中の酵母菌や乳酸菌で進むようでその家にいついている菌が働くようです。これまで、我が家で作ったワイン類では、この方法で無事アルコール度の高いワインになっています。
さてこれから、約3カ月発酵熟成させることになります。糖度が10%程度まで下がったら発酵を止め小瓶に移し保存します。来年の春にヌーヴォーができるはずです。
飲みたい方はその頃お越しください。

2010年11月1日月曜日

あっという間に11月

今年もほとんどブログを更新しないままに11月になってしまった。
あまり熱心に更新しなかったのは、特別な理由があるのではなく単に気持ちが乗らなかっただけなんだ。

今年ももう終わろうという時に、これまでのことを少しまとめておこうと思う。

最近の情報から、
①COP10名古屋に行ってきた。
こちらの仲間(谷津田系)と、大藪会長6人でCOP10に行ってきた。

すごく重要な国際会議だが、国内のジャーナリズムは扱いは小さい。勝手にニュースバリューを下げているような気がする。議長国日本の政府も国民へのPRが少ない(地デジ切り替えの大げさな宣伝などの比較したら、こちらは世界の重要事なのに)。
ともかく、勝手に国土を開発したり、基地を作ったっりできなくなる取り決めなのだ。だからこの国にゃ都合悪い人もたくさんいるわけ。その辺が、事態の本質だと思う。もっと暴いて叫ばなくちゃと意を強くして帰ってきた。
もちろん名古屋だから、いろんなものを食べてきた。ここでは味噌カツの写真をお見せする。カツと一緒に喜んでいる方、名古屋でご一緒した元知事さん。おいしくみんなで食べというわけ。

②少し仕事の話

前のブログで取り上げたいすみに建設したコンパクトハウスの外回りフェンスの工事を完了した。

地元の先鋭的な若者何でも屋集団「エカの森ワークス」にお願いした。施主も納得の出来栄えだ。フェンスの位置を特定する時に、市や、県の建築指導担当にいろいろ聞いて分かったことだが、市の道と個人の土地との境界表示はかなりあいまいだということ。結局、今ある道路の中心から2m下げて位置を出すしかないようだ。市の道路なのだから、市の方で和り易い基準を設けてもらいたいと思った。

③デザインの話

友人N氏の住宅計画の相談にのっている。神奈川の真鶴に土地を購入し住宅を建てる計画だ。

夫婦二人だが、子どもや孫が来たり、母親が滞在することもあるという。いくらか余裕のある空間づくりが求められる。普段は1フロアで使い、夫婦それぞれ部屋をもって過ごしたいという。薪ストーブや吹き抜けのある空間で、なるべくお互いの存在が分かる方が良いと思いそいう提案をしている。一方敷地は広いが傾斜地のため造成せずに利用できるのは半分ほど。そいう条件を踏まえ計画をした。

これはリビングダイニングを玄関から見た内観イメージ。中2階にキャットウオークとロフト空間を採り入れ、お孫さんの遊び場と収納スペースにというアイデアだ。中心に薪ストーブを置き正面の引き戸を開け放てば奥様の部屋も十分に暖まる。