2013年11月27日水曜日

ロケットオーブンの販売開始!!

ロケットオーブン5号機が完成しました。同時に販売開始!! 
今回は、あるイベントのデモでピザを焼いたのを見ていただいた方の注文で作りました。基本的な仕組みは同じですが、制作段階の精度を上げることと、一部改良をしながら作りました。そのための設備投資(?)のために、折り曲げ台や樫の拍子木を作り設置しました。
 仕上がりにマロンカラーのペンキを塗りました。ドイツに行くとやたら目につく色の組合せです。パン焼き用を意識しました。

 あと1台分の材料があるので注文を受けようと思います。とりあえず決めた値段は48,000円です。
オーブンの性能は、約30分で200℃になり、薪を足したり抜いたりして温度を調整します。最高、300度まで上がりますが250℃くらいが管理しやすい です。庫内寸法は320W×320D×200Hで300φまでの天板に対応します。薪の使用量はパン2斤分で2キロ弱です。よく乾燥した薪が必要です。
 
 
自分で作りたい方には必要な材料、道具、制作要領などを提供します。DIYに慣れた方なら、ゆっくり3日間で一人でできます。

作るのが面倒な方まるごと作って提供します。いすみ市近隣の方だと助かります。


2013年6月7日金曜日

パン焼きにはまってます

自分でロケットオーブンを作った後、使い方を工夫するためにいろいろ作っています。
中でも、このオーブンを使って作り易いのがパンのようです。

専門的な知識は全くないので、ネットのレシピ頼りに作っています。それでも、納得のいくパンが焼けるので面白くなってきました。

まずは、イタリアンシードパンを2回作りました。落花生を入れたり、カシューナッツを入れて作りました。
ついでに、オーブンの熱を利用して燻製も作ってみました。
ソーセージ、卵、チーズ、サバとアジの干物などです。楢の燻煙材でいぶしました。


次に作ったのがブリオッシュ。美味しくできました。バターをたくさん使うので身体にはちょっと?です。

 フランスパンに挑戦!何となくフランスパンっぽくできました。

 更にもう一回、フランスパンをやりました。ふくらみが少なく、ただ硬いパンになりました。でもうまい。

ロールパンを作りました。これは大変具合よくできました。レシピ通りだと砂糖が多すぎるようで、甘みが強くなりました。

そして今日作ったフランスパン。だんだんうまくなってきたみたいです。人に見せられるかなあ。
 
まだまだ続けて、作ります。

ロケットオーブンの、作り方、使い方、料理のワークショップを近々行います。おたのしみに

2013年4月25日木曜日

ロケットオーブン2号でグリッシーニ調理

 このブログも半年に1回のペースになってしまった。ファイスブックやほかのメディアができたせいもあるが、発信すべき情報かどうかつい面倒になってしまったのが本音である。

また、少し余裕(時間ではなく、心の)ができたので再開する。今回は一昨年から追求してきたロケット燃焼式のオーブンを紹介する。
薪を使うピザオーブンは、レンガや土を使って作るのが普通で、もちろん運ぶことはできない。今回のは、ロケットコンロ+オーブンユニットの分割型で、いずれも薄い鉄板を加工したもので20キロ以下のため持ち運び可能だ。
このオーブンを使ってイタリアングリッシーニを作ってみた。

 1号機はホームかまど内にペール缶を吊り下げ周囲を熱し、直接燃焼空気が内容物に触れない設定だった。ペール缶の直径サイズに容積が限られ、調理物の大きさに制約があった。2号機では、ホームかまど(38センチタイプ)事態をオーブンの内壁としたため大きさにゆとりができた。燃焼空気は直接釜内を循環して上部の煙突から排出される仕組みにした。
薄い鉄板で外周りを作るため、断熱が最も重要である。また、釜内の温度変化を減らす工夫、つまり蓄熱材の設置も重要だ。断熱はロックウールの80K/㎥50ミリ厚をホームかまどの外側に巻きつけその外側にコイル状に薄板をまきつけながらダブルナット方式で固定した。その前後を同じ断熱材を覆い薄板で密閉した、結果的には機関車トーマス的な顔になってしまった。

さて、グリッシーニはレシピ通りに生地を作り(ピザとほとんど同じもの)用意した。

薪は、すすの少ない樹種を選んだ。桜と樫である。炊きつけは小さなダンボール紙と杉材である。簡単に火がつき、ロケット燃焼の特徴であるゴーと音を立てながら炎が吸い込まれていく。

燃焼部の一斗缶は内部の煙突との間に軽石が詰められているため、表面はほとんど熱くならない。1時間以上燃やしても、手で触れる程度に暖まるだけだ。 

内部の様子はこんな感じである。奥にはかまど内に固定した薄板の隔壁があり、下のコンロから燃焼ガスが後ろに回り隔壁の両サイドから釜内に流れてくる。より効果的に熱を伝えるため底板には御影石を置き、両側には溶岩プレートを置いて、遠赤外線効果を期待している。底板からガスレンジ用の五徳で浮かして調理物に均等に熱が伝わるようにした。 

材料を入れるタイミングとして240℃をめどにした。少し、大目に薪を投入すれば20分から30分で到達する。そのまま燃やせば270℃くらいまで上がる。この燃焼方式の欠点は、わずかな薪で効率の良い燃やし方をするために、温度変化が大きく、一定温度に保つことが難しいことだ。薪の投入の気遣いが必要で、その場にいなくてはならないのが、人によっては面倒になる。樹種ごとの燃え方や熱量など、マニアックな興味のある人にはとても面白い。私も2,3種の薪を準備して燃え方をコントロールしている。

出来上がりである。240℃で10分間でこんな感じである。プラス1,2分あっても色が少し濃くなるぐらいだから、アバウトでもできる。
 
この、ロケットオーブンの特徴である携帯性は、サバイバル環境で役立つと思うが、通常時、イベント、移動販売などでも行けると思う。少し工夫すれば石焼き芋にも応用可能だ。大量の薪を使わずにそこそこの料理ができるのが良いと思う。ただ、調理をするだけなら、下のコンロだけでやれば中華鍋を使った料理なんかに最適だ。

こんなものを作りたい、利用したい人がいればワークショップで製作のご指導もやろうと思う。材料費約2万円、工具を少し揃えればできてしまう。

2012年9月30日日曜日

9月のまとめ

月1の更新になります。

その1.やっとできた今年の油
昨年、9月から今年の7月まで栽培した菜種の油がようやくできました。収穫量が少なかったため(14.6Kg) できた菜種油も少しです。6リットル弱というところです。栽培に参加していただいた方々に僅かずつですがお分けしました。
色、香り、味はいつものように上々でした。さて、今年はもう少しできるように取り組もうかと考えています。
10月10日前後に種まきを実施します。参加ご希望の方どなたでも結構です。メールしてください。
こちらは、去年の5月から10月まで栽培して採った行元寺谷津田でのヒマワリ油です。めちゃめちゃビタミンEが多いそうです。少し苦みがあるので他の油と混ぜ使うと、カラッと揚がります。また、酸化しにくく長くつかえるそうです。

その2. 部原のハンバーガーショップ
 勝浦白木の私の借家にお住いのMさんとお友達のTさんが土日休日を利用して、ハンバーガショップを始めました。店の名前は「OWL」(フクロウ)です。
肉、バンズなどの食材には大変こだわりがあり、本当においしいです。
軽バンの移動ショップです。そのうち岬太東あたりでも開店してもらえると良いと思います。応援してます。

その3.豪勢なイセエビサラダ!!
この写真のイセエビサラダがな・な・なんとたったの1200円です。身が頭の先までいっぱい詰まってます。型は小さいですが、甘くておいしいです。
どこの店のことかは今回は伏せておきます。最近行きつけになった大原の居酒屋です。
店のオーナーに了解をとったら公開します。

2012年8月25日土曜日

「いすみの小さな旅2012夏物語」

昨年度に続き、今年もいすみ市の市民提案事業として着地型観光の定着を目指し、「いすみの小さな旅」を実施しています。

今年は、4月から取組みができたため7,8月のモニターツアーが組めました。そのうち、PLAN2が先日、8月10,11日に行われました。小田原からの団体参加もあったため、14名と盛況でした。

その様子が、ユーチューブにアップされました。撮影編集は、元プロTVカメラマンの橋本征大さん。市内に移住され知り合いになりました。




とても、臨場感があってツアーの様子が分かります。いろんな形で、「いすみの小さな旅」が知られ、情報が広がり参加者が継続的に確保できるツアー事業に育てたいと思います。

2012年8月15日水曜日

CAFE923オープン

あっという間に8月になってしまった。7月はそこそこ忙しかったけれども更新をせず終わってしまった。
気をとり直しまた更新しよう!

お世話になった國房魁さんの和泉の家がピッツアカフェとして昨日オープンした。経営は國房夫人の次女の美抄さん。菜奈ちゃんのママである。
お菓子作りのプロだが、このカフェはピッツアを石窯で焼いて出すことにした。この近場ではおいしいピッツアが食べられるところがないのがねらいである。

せいぜい客は10人までが入れる大きさだが、野外のデッキを使えば20人くらいの貸し切りパーティーぐらいはできる。元々、海のそばの別荘として建てた家だからとてもくつろいだ雰囲気になれるのが良い。
メニューは4種類のピッツアにドリンク、デザート各種で、昼間だけの営業である。手書きメニューを少しアレンジして作って差し上げた。
石窯ピッツアは短時間でカリッと焼きあがるのが特徴。見ていても美抄さんのとても鮮やかな手つき(?)でできてくる。どれもおいしそう。 
 コーヒーも地元のおいしいものを使っている。クッキーはもちろん手製である。彼女はもともとパティシェだから、おいしくて当たり前である。

とにかく場所が分かりづらい。看板も店のところだけ。地元人間はともかく、初めての方には「いすみスカイホテル」の看板が途中までは役に立つ。ホテルからそのまま100M先にある。

2012年6月30日土曜日

6月末ダイジェスト

Topic 1 いすみエコツアー

今年も昨年に引き続き、市民提案事業として「いすみの小さな旅2012夏物語」を開催します。
今年2月に昨年度の事業として実施し、参加者の方々から大変好評を得ました。
いすみ市にある、そこでなければ体験できない何かを見つけ出し、この地域での滞在型ツアーを定着させるのが目標です。
今年は3つのプランを用意しました。それぞれ特徴のあるプログラムです。対象も少しずつ違う方々を見込んでいます。ツアーの内容、申し込みはツアーの専用サイトhttp://isumi-ecotour.com/ からお願いします。
Topic 2 シーバス

次はおいしいお話です。釣りたてのスズキを釣り名人Tさんから頂きました。その朝、13匹釣れたうちの2匹をいただきました。早速刺身用に3枚おろしにして、残りを骨付きで塩水につけ乾燥させ冷凍しました。
とにかく、繊細でうまいのです。ポン酢が合うようです。しゃぶしゃぶも良いようです。上の写真はまな板の鯉ならぬスズキです。大きさも太さも大体わかると思いますが手頃です。大きいと、骨を切るのが大変。えらぶたも危険です。さばくには軍手が必須です。
Topic 3 Healingwood

またヒーリング・ウッドです。今度はケヤキから杉に変わりました。薪から一部切り取り磨きました。堅木にたいして大変柔かいですから、削りすぎに注意が必要です。短時間でできます。意外と木目がきれいに出ました。皮は完全にはがさなくてはなりません、というかはがれてしまいます。
木の生えていた方角が年輪の密度の違いによりすぐ判ります。
こども達の入門用には良い材かと思います。どこでも手に入りやすいのも魅力です。もちろん田舎ではの話ですが。
Topic 4 菜の花エコプロジェクト

久々の菜の花エコの情報です。昨年10月に種をまき今年6月初旬に収穫したものを、乾燥させ種取を行いました。6月22日、4人で1時間半で終わるほど量は少なめでした。例年の3分の1程度です。気候と手抜きの相乗効果だと思います。10Kgにも満たないようです。この状態でさらに乾燥、搾油は7月2週に唐箕かけをしたうえで行います。僅かですがプロジェクト参加者に特製の菜種油を提供できると思います。
種の色は早い収穫の時の赤みが強い状態です。油は濃い色になるはずです。来年は参加者、畑もどうするか、再出発をした方が良いかもしれません。集まりやすい場所で100坪くらい畑を借りてやるのが良いかもしれません。また、実行する方々を新たに募集してやることも検討する必要があるかと思います。