これまで木工やデザインモデルの制作はもっぱら勝浦の空いている家を使ってやっていた。本来人に貸す目的で建てのだから、そのまま使っているのはおかしいし、不経済である。 ということで、岬の家の庭の片隅に6畳ほどの小さな小屋を建てた。小屋と言ってもロフト付きで、快適な家になった。まさに隠れ家という感じだが、母屋から3m程だから単に物置のようなものである。 ここにこもって何をやる?それはまだ十分考えていない。木の器や、小物、手間のかからない家具なんかを手づくりでやろうと思う。あくまでも趣味の世界のレベルしかならないだろう。 外観は母屋に合わせた真っ白な塗装。自分でぺたぺた塗ったので、いささかむらっぽい。なんだかロボットの頭みたいな形になった。 内部はコンクリート土間である。そのままだと足が冷たいのでコルクでも貼ろう。作業台も2台今日の内に作った。大震災の余震が続き、気持ち悪いが、何か打ち込むものを持たないとやってられない。 勝浦の別荘はとりあえず「震災ホームステイ」に登録してあるが、なかなか借り手がつかないみたいなので、普通に住み手を5月からでも募集しよう。