2008年5月27日火曜日

刈入れの日程を決めました

2008年5月27日
花が咲き終わって25日ほど経ちました。過去の経験ではもう収穫の時期になっているはずですが、今年はまだまだ緑緑しています。刈入れの日程を2回も延期しているのでやきもきしています。
下記の写真を、つくばの中央農業研究センターの菜種栽培の専門家に見てもらい意見をいただきました。
それによると、「色からするとまだ早いようである。開花時期からすると収穫期といえる。早く咲いた花の莢が白くなり、実が褐色を帯びてきたものが5、6粒あれば手刈りの場合はOK」とのことでした。

今日更に主株の下の方の莢で確認したところ、実が褐色になっているものがありました。そこで6月1日から刈入れの作業を開始したいと思います。
この緑が長く続いたのは、気候のせいと、窒素を多く吸っているためかもしれないというのが専門家の見解です。 多分、堆肥が長く利いたのだと思います。栄養が多過ぎるのも問題だということが分かりました。
毎年、悩んだカワラヒワの攻撃が今のところありません。実の熟し具合からするともう食べに来ておかしくないのですが、不気味です。鳥が来ないのであれば苦労して、ネットを張ることもないのですが、こればかりは予測不能です。

2008年5月4日日曜日

更に成熟が進んでいます

今日の畑は小雨ですが、写真の通り花が散りほとんどの株が莢だらけとなりました。その莢も下のほうからどんどん太くなっています。
莢を割ってみると、まだ青い状態ですが菜種の種子が大きくはちきれそうに成熟しているのがわかります。一莢に10個ほどの粒が入っています。よく実っているようで甘い味がします。カワラヒワが好んで食べるのはこの種に油脂が多く含んでいるからです。今は全く姿を現していませんが、種が黒くなりかけると間違いなく食べに来るでしょう。 刈入れの方法ですが、前回検討したときは株から枝を切り離し容積を圧縮して搬送しようということでしたが、その後農家の方にも相談したところ、株の残りの根の始末や、脱穀までのハンドリングのよさから、①はじめに株を畝から引き抜く(重い場合はスコップで土を切り込む)。②引き抜いた株をブルーシートに土が入らないように横に並べ、根から上30センチあたりで切り離す。③株を適当な大きさに束ねて立てかける。④ビニールハウスの中に(その後手塚さんの所も借りられそうです)、稲のホダガケの要領で吊るし数日間乾燥させる。
その後、脱穀、乾燥、唐みによる選別を行うのが要領がよさそうです。株の束の大きさから試算すると、ホダガケの距離として160mなんて途方もない距離になりそうですが、そんなスペースがあるわけじゃないので、更に考えなくてはなりません。
下の写真は「ツタンカーメン」というインゲン豆です。莢が独特な紫色をしています。そう、ツタンカーメンの墓から出てきた豆の子孫です。昨年、この豆から染料をとるために栽培していたM先生から分けてもらいました。うちの庭で栽培しています。どう食べるのか、莢は硬そうなのでやはり豆を取り出して、ご飯で炊き込むのが良さそうです。できたらご報告します。

菜の花ネット張り

2008年4月26日


4月26日の作業は無事終わり、カワラヒワ対策も万全のはずです。井上さん、戸張さん、大藪さん、滝口さんに伊藤夫婦の6名で4時間くらいの作業でした。ネットは30坪用の20mm角目の細かいタイプを5枚張りました。高さは1.5メートルの位置に竹杭とロープによって水平に張り、垂直面は防風ネットを借り回しました。 開花が3月20日頃でしたから、5月20日で60日になり、刈入れ時期となります。
刈入れ作業の予定を、第1候補5月16(金)、17(土)日の二日間、第2候補が翌週の5月23(金)、24(土)日の二日間としました。


作業としては、①株ごと刈り取り、畑の横のスペースに集める。②スペースの節約のため株から莢のついた枝の切り離しを行い、軽トラに積み込む。③乾燥のため、一宮にビニールハウスの一部、15坪ほど借りることができましたので、そこへ移動する。更に不足する分は、畑敷地内のビニールハウスの一部5坪も借りられるためそこへ移動する。④それでも不足する場合は、皆様のお宅に一部持ち帰り乾燥させることもあるかもしれません。その後は、⑤2、3日乾燥して、叩いて莢から種を取り出します。⑥更に1週間くらい種を乾燥させ、唐みを借りて種の清掃をします。


大体6月2週目くらいには種の選別、乾燥は終わる見込みですが、今年の収穫量の予測がつきません。刈取り後の乾燥のスペース確保が今のところ20坪程度で足りるかどうかが問題です。

ということで、皆さんへのお願いは①刈取り作業への参加への確認②乾燥スペース確保のアイデア募集などです。