2007年7月2日月曜日

アカウミガメの産卵が始まる!!

今年もアカウミガメがやって来た!!

自然界の法則に則っているかののように、今年も外房のこの浜にアカウミガメが産卵にやってきた。6月17日に1回目の上陸で産卵しており、その後も2回やって来た。2回目はUターンのようで、3回目は産卵していた。
今年からいすみ市では「ウミガメ保護条令」が制定され「ウミガメ監視員」制度が運用されることになった。夷隅郡市自然を守る会もその協力の依頼があり、6名で3日間の観察パトロールを行うことになった。23日が初出動、Sさんとペアでいすみ川北岸へと行く途中、会の仲間と会い記念写真を撮る。

北岸には沢山のコアジサシが営巣中。注意深く見るとまだ生まれたばかりの卵もちらほらあった。もうすぐ巣離れの時期を迎えようとしている。無事に育ってくれればいいが、最大の敵は飼い犬だという。飼い主さん、この時期には浜辺で放し飼いは禁物です。

やっと取れた菜種650g

今年度の成果!?


2006年9月に種を蒔いた菜の花が紆余曲折の結果、鳥被害を免れた菜の花から650gの菜種を採取することができました。当初の予定ではこれを絞って菜種油を作ることになっていましたが、とてもその量ではありません。


メンバーの皆さんと相談して、これを来年の栽培用の種として保存することにしました。又「菜の花エコ・大原」プロジェクトは5年を経過し、このままでの存続は困難という見通しで、一度解散し、栽培地も見直し新たなスタートを切ることにしました。

プロジェクトに参加された皆さん、ご苦労様でした!!


それで、新たな候補地ですが、これまでの鳥被害(カワラヒワの襲撃)をいくらかでも軽減しようということで、人家の近くの畑を地主さんの協力により借りることができそうです。それがこの写真にあるところです。三門駅からも歩いて7、8分という交通の便のいいところです。広さは約150坪、我々の実力、体力から言ってちょうど良い大きさなのではとおもいます。


千葉県環境財団にこの新たな取組みを申請中です。新団体は「菜の花エコ・いすみ」という名称で、これまで最も熱心に関わってこられたFさんが代表を引受けてくれました。


現在畑はご覧のとおりカボチャの栽培中です。このカボチャ、食べられません!?ハローウィーン用の観賞用カボチャです。それなりにいい値で取引されているようです。9月末頃が取り入れ時期です。その後来年の6月まで菜の花をやってみようということです。地主さんからは、その後もひまわりを栽培して年間の油採取に挑戦してみたらという、お勧めもあります。疲れそうなので二つ返事はできませんでした。


ともかく、これまでの努力を何とか報われるような成果を上げてみたいと思います。皆さんこれまで以上に一層のご支援をよろしくお願いします!!!